音楽三昧♪ペルーな日々– category –
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音楽三昧♪ペルーな日々【83】 ラテンアメリカにおけるフェミニズムをめぐる歌の旅③ 水口良樹
ラテンアメリカにおけるフェミニズム運動はイタリア、スペインの影響も大きく受けながら、いわゆる「主流フェミニズム」とは異なるポジションから、草の根の闘争としてのフェミニズムを実践してきた。その中心となったものがニ・ウナ・メノス(もう一人も... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【82】 ラテンアメリカにおけるフェミニズムをめぐる歌の旅② 水口良樹
3 月 20 日にラテンアメリカ探訪で「スペイン語圏に学ぶ家父長制批判の ABC:搾取から女性解放論を考える」と題して第 1 回イベント、「アルゼンチン:反植民地主義と身体」を行った(話者はエビハラヒロコさん。第 2 回「スペイン:反資本主義と階級」... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【81】 ラテンアメリカにおけるフェミニズムをめぐる歌の旅① 水口良樹
正月 2 日に NHK の「100 分 de 名著」の拡大版として「100 分 de フェミニズム」が放映された。女性への差別が今なお苛烈であるにもかかわらず、それを差別とさえ認識されていないことがまかり通っている日本社会において、一つの事件であったといえる... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【14】アベラルド・ヌニェス氏を偲ぶ 水口良樹
2005年の年末に、愛知県で一人の偉大なペルーの作曲家が亡くなった。癌だった。彼の名はルイス・アペラルド・タカハシ・ヌニェス。日系ペルー人だ。ペルーの北部海岸地方で音楽に囲まれて生まれ育ち、首都のリマに出て時計職人として働きながら作曲や音... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【13】エストゥディアンティーナは町の誇り 水口良樹
さて、前回は突発的に横浜で開催されたペルー独立記念フィエスタでのクリオーヤ音楽をレポートしたが、今回はペルーで演奏されるエストウディァンティーナ楽団による音楽の魅力についてちょっと書いてみたい。 エストゥディアンテイーナというのは、音... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【12】2006年横浜ペルー独立記念祝賀祭典レポート 水口良樹
先日、ある友人から「広島のあいりちゃん殺害以降、在日ラテン人への無用のプレッシャー・差別が進んでしまっています。『ペルー人はみな悪人ばかりではないんだ。まつとうに【くらし】を営んでいるんだ』ということを、日本の社会に伝えて欲しい。その... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【11】アンデス地方の楽器たち 水口良樹
さて、ついついながながとワイノ音楽の発展について話してしまったが、今回はアンデス地方の楽器を大まかに眺めてアンデス地域のまとめとし、次回以降は、テーマごとにペルー音楽を見ていきたいと思うので乞ご期待。 アンデス地域は海岸地方以上に多様... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【3】ラテンアメリカにひろがるクエカーマリネラ文化圏 水口良樹
ペルー発の音楽で、各地で非常に愛されている音楽がある。それも、いくつもの国で「国民音楽」とまで呼ばれる愛されようである。今回は、そんな音楽の歴史と今の多様な姿を追いながら、ペルー音楽のさらなる魅力に迫っていければと考えている。 その音... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【2】華麗なるクリオーヤ音楽の魅力 バルス編 水口良樹
リマの旧市街で毎週末に行われる無料コンサートを聴きに行くと、いつもペルー音楽の素晴らしさに撃ち抜かれてしまう。音楽自体の素晴らしさももちろんだが、何より音楽が人の生活の中で本当に生きていることを肌身で感じることができるからだ。リマの旧... -
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音楽三昧♪ペルーな日々【1】 ペルー音楽の話を始めよう 水口良樹
多くの人がペルーというと、アンデスやそこで蘇らす先住民を想像し、歴史の〉好きな人は、「ああ、インカの国だ」と思い、政治や国際情勢に関心のある人は「フジモリという日系人が大統領をしていて、日本大使館が占領された国だⅡ」〉と考えるだろう。そ...
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